「賃料」だけで選んでいませんか?移転総コストの落とし穴
オフィス移転の際、坪単価や共益費だけで判断するのは危険です。特にスケルトンオフィスの場合、内装工事費が高くなると思われがちですが、実は「B工事(ビル指定業者による工事)」の範囲を抑えることで、総コストを戦略的にコントロールできます。
今回は、思想ではなく「計算ベース」で、スケルトン物件のコストパフォーマンスを解剖します。
工事区分の理解が「数百万円」の差を生む
1. B工事(オーナー指定)を最小化する
一般的なオフィスでは、天井の張り替えや照明移動がB工事になり、相場より高い単価を強いられることが多々あります。スケルトン物件なら、そもそも「天井がない」ため、この高額なB工事を大幅に削減できるメリットがあります。

2. 資産価値の残るC工事(自社手配)に集中投資
浮いたコストを、デザイン性の高い造作家具や、高性能なカンファレンス設備に充当しましょう。これらは退去時に持ち出せる、あるいは売却可能な「資産」としての価値を持ちます。壁を作るコストを「体験」を作るコストへ転換するのが、賢い計算です。

3. 原状回復費用のシミュレーション
入居時に「剥がす」手間がないスケルトンは、退去時の原状回復もシンプルです。10年スパンでのトータルコスト(LCC)を計算すると、一般的な内装付きオフィスよりも安価に収まるケースも少なくありません。

「この物件のB工事範囲は?」「この予算でどこまで作り込める?」
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